『バガヴァッド・ギーター』第15章は、物質世界を根が上にあり、枝が下に伸びるアシュヴァッタ樹にたとえるところから始まります。この記事は、旧サイトから本文が空のまま移行されていたページを、15章1〜6節の範囲に限定して再構成したものです。
15.1|根が上にある樹
15.1では、ヴェーダの賛歌を葉にもつ、逆さに広がる樹が語られます。この比喩は、目に見える世界がそれ自身だけで完結せず、その根源が上位にあることを示します。
15.2〜4|枝を広げるものと、そこから離れる方法
枝は物質自然の三つの性質によって広がり、感覚の対象が若枝として説明されます。クリシュナは、この樹の完全な形をこの世界から見極めることは難しいと述べ、執着を断つこと、そして二度と戻らない根源を求めることを勧めます。
15.5〜6|目的地に近づく姿勢
誇りや惑い、誤った執着を離れ、欲望の影響を越えた人がその境地へ近づくと説明されます。15.6では、その場所は太陽、月、火によって照らされる必要がなく、そこへ到達した者は物質世界へ戻らないと語られます。
日常で読むときの問い
- 自分を縛っている「枝」は何か。
- 結果、評価、所有への執着を一つ減らせるか。
- 変化するものの背後にある根源へ意識を向けられるか。
第15章を体系的に学ぶ場合は全18章講座、毎日少しずつ読む場合は19:15の読書会をご覧ください。




