2014年7月31日木曜日

8月3日(日) 

8月3日(日)

東京・船堀寺院にてバヌ・スワミの法話あります

献身者一同 心よりお待ちしてます

詳しくは寺院までお問い合わせ下さい

ニタイ 070-6684-1275

2014年7月24日木曜日

BG1.5-8

第五節
ドリシュタケートゥ、チェキーターナ
カーシー王(ラージャ)、またプルジット
クンティボージャ、シャイビャ等の
大豪傑……

第六節
ユダーマニウ、ウッタマウジャーや
スバドラーとドラウパディーの
勇壮きわまる息子たち
彼らは全員剛力無類の戦車乗り

第七節
おお最高のブラーフマナよ
参考までに我が軍の
すぐれた将軍、指揮官たちも
名前をあげて説明しましょう

第八節
先生ご自身、ビーシュマ、カルナ、クリパ
アシュワッターマ、ヴィカルナに
ソーマダッタの息子ブリシュ・ラヴァー
いずれも常勝不敗の豪傑

(解説)
 ドウルョーダナは味方のすばらしい英雄たちの名をあげる。いずれも常勝不敗の大戦士たちである。ヴイカルナはドウルョーダナの弟。アシユワッターマはドローナ軍師の息子。ソーマダッティ、つまりブリシュ・ラヴァーはバーフリーカスの王の息子。カルナはアルジュナの異父兄。クンティー妃がパーンドウ王と結婚する前に産んだ息子であるクリパ先生(アーチャーリャ)の双子の妹はドローナ軍師と結婚している。

2014年7月23日水曜日

BG1.4


第四節
なかにはビーマ、アルジュナと並ぶ
弓の名手も数多く
ユュダーナ、ヴィラータ、ドルパダ等の
大戦士たちもいます
(解説)
ドローナ軍師(アーチャーリャ)の前では、ドリシュタデュムナはさほど重大な障害ではないが、ほかにも恐るべき敵たちがわんさといる。その名前をドゥルョーダナは次々とあげて、彼らこそ勝利への道をさえぎる巨大な邪魔者だ、と言う.一人一人がピーマやアルジュナに匹敵するような手ごわい武将である。彼はビーマとアルジュナの豪勇ぶりをよく知っているから、こんな言い方をするのである。

2014年7月22日火曜日

BG1・3

第三節
師よ、ごらん下さい
パーンドゥ方の強力な大軍容をーーー
あなたの賢い門人、ドルパダの息子が
これを配置布陣したのです
このように申されました
(解説)
 生まれつきかけひきの上手なドゥルョーダナは、偉大なブラーフマナの司令官ドローナ先生(アーチヤーリャ)の誤りを指摘したかった。かつてドローナ先生と、ドルパダ王との間に政治的紛争があった。ドルパダ王はアルジュナの妻、ドラウパディーの父親である。この争いの結果、ドルパダは非常な苦行をし、神々を供養した。そのおかげとして、彼は、ドローナを殺すことのできる息子を授かった。ドローナはこのことをよく知っていた。が、そのドルパダの息子、ドリシュタデュムナが彼の門下生となったとき、彼は惜しみなく兵法の技術や秘伝を教えた。それほどドローナは公平無私なブラーフマナなのである。いま、クルクシェートラの戦場において、ドリシュタデュムナはパーンドゥ方に味方し、ドローナ先生に教わった兵法を生かして、堅牢無比の、見事な軍陣をしいている。いずれ自分の敵になることがわかっている人間に、気前よく兵法を教えてやったドローナ先生の過誤(あやまち)を指摘して、ドウルョーダナは軍師に向い、用心警戒を怠らぬようにと申し入れる。かさねて、先生の愛弟子であるパーンドウ兄弟、殊に最も優秀な学生だったアルジュナに対して、戦闘に際し手心を加えないようにと、念を押した。この戦争で〃やさしい気持″など起こしたら、それこそ味方の破滅です、と彼は強調するーーー。

2014年7月21日月曜日

BG1.2

第二節
サンジャヤ答える
おお王様よ、ドゥルョーダナ王はパーンドゥの息子方の
堅固な陣容を見渡した後
軍師のもとにおもむいてこのように申されました
(解説)
ドリタラーシュトラ老王は生まれついての盲目だった。そのうえ不辛なことに、彼は心の眼、精神的な眼まで盲(めしい)ていた。だが、息子たちが自分と同じように宗教に無知無関心で
あり、したがって生まれつき信心深いパーンドゥ兄弟を理解して、彼らと妥協することなど、到底できないと本能的に知ってはいた。ただとにかく、自分の子を案じるあまり、戦場の土地がらが心配だった。秘書のサンジャヤには、王の心理が手にとるようにわかる。それで彼は、王の気持をひきたてて元気づけようと思い、王子ドゥルョーダナが何ら聖地の影響など受けず、全く敵方と妥協する気などない、ということをまず王に知らせる。王子は敵の布陣を眺めると直に見方の最高指令官ドローナ軍師のもとにかけつけ、形勢を報告する。ここでドゥルョーダナは〃王″とは呼ばれているが、重大な場面にあたっては常に軍指揮官の指示を求めなくてはならない。つまり彼はかなりの政治家であった、とも言えるだろう。内心を言動に表さないのが、外交にたけた政治家の本領なのに、パーンドウ方の布陣を見た彼は心中の恐怖をかくし、抑えることができなかった。

2014年7月20日日曜日

BG1-1


第一節
ドリタラーシュトラ問う
サンジャヤよ、聖地クルクシェートラで
戦うべく大軍を集結した
わが息子たちとパーンドゥの息子たちの
形勢(ようす)はいかがであろうか?

解説
『バガヴァッド・ギーター』は、『ギーター・マハートミャ』(ギーターの賛美)に要約されて、すでに多くの人々に読まれている神の科学である。そして『バガヴァッド・ギーター』を読むにあたっては、次のことが必須条件とされている。1、わからない所はシュリー・クリシュナの献身者にききながら、心をこめて綿密に読むこと。2、個人的見解を加えずに、ありのままを理解するように努めること、この二つである。一点の曇りもない理解の例は、『バガヴァッド・ギーター』のなかに明示されている。それは、主なる神から直接に教えを聞いたアルジュナの場合である。もしだれか幸いにも、ここから代々正統な弟子たちによって伝えられた『バガヴァッド・ギーター』を会得することができたならば、その人はヴェーダの全知識と世界中の全聖典を学習した以上の、智慧を持ったことになる。なぜなら、ギーターの内容には、古今東西の聖典に書いてあることはすべて含まれており、その上、他のどの聖典にも出ていないことが、至る所にちりばめられているからである。これがギーターの特質であり、不滅の権威なのである。そしてこれこそ、完全な「神の科学である」。バガヴァーンである主クリシュナが、直接に語られたものだからである。
 『マハーバーラタ』は、この偉大なギーター哲学の基本原則が土台となっている叙事詩で、いまドリタラーシュトラとサンジャヤが話題にしている事態の前後が、こと細かに描写されている。この大哲学は、クルクシェートラの戦場で開示されたのだが、この地は太古、ヴェーダの時代から巡礼の聖地だった。そして、人類を導くために、主なる神が一個人としてこの地球に出現され、神自らがこの真理を語られたのである。
 この地を、ダルマ・クシェートラ(宗教儀式が行われる所)と呼ぶのは、まことに意義が深い。このクルクシェートラの戦場において、バガヴァーンがアルジュナの傍らにおられたのだ。アルジュナの敵、クル兄弟の父親であるドリタラーシュトラは、自分の息子たちは勝てないのではないかと、大いに心配していた。それで秘書のサンジャヤに質問したわけである。「私の息子たちと、パーンドゥの息子たちの様子はどんな具合かね?」と。彼は、自分の息子たちと、弟パーンドゥの息子たちが、もう後にひけない決戦のためクルクシェートラに集結していることを、よく知っていた。それなのにこんな質問をするのは、非常に意味深長である。いとこ同志が譲歩しあって決戦を避けることは、彼は希望しない。だが自分の息子たちの運命を思うと一小安でたまらない。その原因は、戦場がクルクシエートラだからである。そこは〃礼拝の地″であるとヴェーダに書いてある。人間ばかりか天界の住者にとっても聖なる土地なのだと。そのことが戦争に何か影響を及ぼすのではないかと、ドリタラーシュトラは恐れていたのである。アルジュナたちパーンドゥ兄弟は、生まれつき徳高く実に善良である。したがってこの戦場の風は、彼らにとって有利に吹くであろう……。サンジャヤはヴャーサ聖者の弟子であり、師の恵みによって彼は天眼天耳通であった。つまり、居ながらにじて遠い戦場の様子が、手にとるようにわかったのである。
 パーンドウ兄弟とドリタラーシュトラの息子たちは、祖父を同じくする一家族なのに、ここで、はからずもドリタラーシュトラの心が暴露されている。彼は自分の息子たちだけをクル家の相続人と決めて、弟パーンドゥの息子たちに、王家の財産を分け与えていない。甥(おい)、パーンドウ兄弟と、伯父ドリタラーシュトラとの関係がどういうものか、容易に想像がつく。稲田(たんぼ)では、よけいな植物は全部ぬいて、稲だけにする。まさにそのように、この
宗教的土地に宗教の父である主シュリー・クリシュナが現れて、ふさわしくない植物、つまり、ドウルョーダナを長兄とするドリタラーシュトラの息子たちは根こそぎになり、一方、まったく宗教的な人間であるパーンドゥの息子たち、ユディシュティラを長兄とする五兄弟が、主なる神によってその地位が確立安定する。このような成り行きが、はじめから予想できる。歴史上、ヴェーダ学上のことは別にしても、これが、サンスクリット原文に、ダルマクシェートレー、クルクシェートレー(聖なる地、または正義の行われる地、クルクシェートレーにおいて)と、書いてあるゆえんである。